お盆に行う事

13日

13日は盆入りです 提灯をつけ、迎え火を焚きます。一緒に故人へのお供え物(迎え団子など)をし、お迎えの準備をします。

14日、15日


お迎えする際からお供えしても良いものですが、ナスやキュウリに足がついたものを見たことがある方も多いのではないでしょうか?


これは、キュウリで作られている方が精霊馬(しょうりょううま)そしてナスで作られているものが精霊牛(しょうりょううし)
故人の霊魂がこの世とあの世を行き来するための乗り物として作られているそうです。

どんな意味合いがあるのか?

キュウリで作られた精霊馬 「あの世からこの世へ少しでも早く戻ってこれるように」と足の速い馬に見立てて作られたそうです。
ナスで作られた精霊牛 「供物を乗せ、あの世に帰るのを少しでも遅らせるように」と足の遅い牛に見立てて作られたそうです。


逆の地域がある!?

地域によっては逆の地域もあるそうです。 迎えるときはゆっくりと丁寧にお迎えするために牛をつくり、急いで帰って頂くために馬を作る地域もあるそうです。
このキュウリの馬やナスの牛を作るのは東日本、関東から北陸方面だけだそうです…日本の風習には地域によって大分違いがあるようです。自分が住む地域がどのように行っているのか調べても面白いかもしれませんね。


そして最終日である16日


お盆の最終日となります。門口で送り火を焚いてご先祖様を送り出します。 ちなみに15日の夜に送り火をする地域も多いようです。

余談ではありますが、お盆と言えば「盆踊り」
盆踊りとは、地獄での受苦を免れた亡者たちが、喜んで踊る状態を模したと言われているそうです。これを夜通し踊るとなると…涼しくなれそうですね。
まだまだ知らない伝統行事もありそうですね。